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ダイヤモンドの鑑定書を見てみると通常カラット、カラー、クラリティーカットのグレード表記が記載されているのですが稀にそれに付随して「レーザードリルホール(LDH)を認む」等の表記がある事があります。この事はダイヤモンド買取価格に影響があります。
この「レーザードリルホール(LDH)」とは何か?
単純に説明致しますとダイヤモンドの表面から内包物まで、レーザーで極小の穴を開け、酸などを流し込んだりして、目立たないようにしてしまう処理です。ルーペで注意深く観察すると小さな穴がダイヤモンド表面に見える事もあります。(大抵は裏側から穴を開ける事が多いようです。)ダイヤモンドには不純物としての黒い点のようなもの(カーボンと言われる)が多々内包されている事があるのですが、この黒い点は透明なダイヤモンドには目立つ内包物です。(白色に黒色では目立ちますよね)そういったダイヤモンドを人工的に改善するのです。
全くの天然ダイヤモンドとそういった人の手による改善が施されたダイヤモンドでは買取・再販においてかなり値段の差が出てしまうのは当然の事です。
しかし別の面から見れば大きなダイヤモンドを安く販売出来る事や、もうちょっとその部分が(黒い点が)無ければすごく綺麗に見えるというようなダイヤモンドも多々ある事を考えればレーザードリルがすべて間違った物でもありません。
それはそのダイヤモンドを使うユーザーの賢い買い方での選択の1つだと思います。むしろペンダントやピアス等は高品質で小さい物より安くてもある程度大きさがあった方が良い場合もあるからです。ただ、その知識も無く、また販売業者がその事を告知しないで販売する事、また買取をする事は本来のダイヤモンド業者としてあってはならない事だと思っています。
少しづつでもそういった情報を発信して、みなさんに賢いダイヤモンドとのお付き合いの仕方を紹介出来たら幸いです。
また他にご不明な点があればいつでもご連絡下さい。